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お歳暮でカニを贈ろう!通販サイトの賢い使い方

2017/11/29

数年前に、私は上司からお歳暮を頂きました。私が無類のカニ好きであることを知ってか知らずか、お歳暮の中身はタラバガニ。選りすぐりのカニを送っていただいたそうで、カニに対するこだわりが強い私も、思わずうなってしまうような美味しさでした。
それからというものの、度々カニを取り寄せて食べ比べをしていたのですが(途中で妻に止められましたが)、光陰矢の如し、気が付いたら自分がお歳暮を贈らないといけないような年齢に。

今になってふと考えてみると、カニって意外と値段の幅が広いので、お歳暮として色んな人に贈れるんですよね。ただ、カニの種類と通販サイトがあまりにも多いので、「誰に何を贈ればいいのかさっぱりわからん!」という人がほとんどでしょう。

ということでこの記事では、カニの本場(というより、カニを食べるお店の本場)である道頓堀の近くで育った筆者が、お歳暮にぴったりなカニを紹介していきます! また、贈る相手別でカニの選び方もお伝えしちゃいますよ!

目次

  1. 1. カニ好きも薦める、お歳暮で買うべきカニ TOP 3!
  2. 第1位 コスパ最強ズワイガニ!それでいてカニ好きも唸る美味
  3. 第2位 ボリュームも味もキングレベル!カニの王様タラバガニ
  4. 第3位 手軽にカニの全てを味わえる!毛ガニむいときました
  5. 2. どうしてお歳暮でカニを贈るのか
  6. 3. 相手別!カニの選び方
  7. 3-1. 上司に贈るカニ
  8. 3-2. 部下に贈るカニ
  9. 3-3. 特別な方に贈るカニ
  10. 3-4. 忙しい人に贈るカニ
  11. 3-5. 大家族へ贈るカニ
  12. 3-6. 自分へのご褒美にはこのカニ
  13. 4. まとめ

1. カニ好きも薦める、お歳暮で買うべきカニ TOP 3!

お歳暮と言えば、一年の感謝を伝えるための大切な贈り物。「これは是非食べてもらいたい」と自信を持って贈れる物を選びたいですよね。

そこで、無類のカニ好きで、通販でカニを食べまくっている筆者が独断で選んだ「お歳暮で買うべきカニ TOP 3」をご紹介していきたいと思います!

コスパ最強ズワイガニ!それでいてカニ好きも唸る美味

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多くの人は、「カニってお高いんでしょ?」と思っていることでしょう。確かに、大抵のカニは「高級食材」の部類に入るため、なかなか手が出せませんよね。

ところが、その常識を覆すカニが存在するのです!それは、庶民にも優しい高級食材、ズワイガニ!もしかすると、ズワイガニという名前よりも、ブランド名の「松葉ガニ」「越前ガニ」「加能ガニ」といった名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。

そんなズワイガニの特徴は、何と言っても手が出しやすい値段。ズワイガニも「高級食材」に数えられる由緒正しい食品なのですが、価格帯は1kgあたり6000円と、高級カニの中では控えめです。

妻に財布のひもを握られている筆者でも手が出しやすい価格帯のズワイガニですが、ゴリ押しする一番の理由が、ズワイガニの「美味しさ」です。他のカニに比べて繊細な肉付きですが、カニらしい甘みが強く、味付け無しでも最高に美味しいのです!
実際、「茹でてそのまま食べる」のがズワイガニ本来の味を堪能するための最高の調理法と言われています。少し手を加えるにしても、カニしゃぶにするくらいのシンプルさで十分満足感を得られるでしょう。

コスパが最強で、それでいて手軽にカニを堪能できるズワイガニは、お歳暮に最もおススメしたいカニというわけですね。

ボリュームも味もキングレベル!カニの王様タラバガニ

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さて、次におススメしたいのは、「カニの王様」とも呼ばれているタラバガニです。個人的には、同率一位にしたいところなのですが……なにせ少々高いもので、コスパという一点に限ってはズワイガニに負けてしまった次第です……。

しかし、コスパを度外視するのであれば、タラバガニはまさに「カニの王様」。食材としての品質の高さは他のカニの追随を許しません。タラバガニは足を広げると1mを超えるものもあるくらい大きく、身が詰まっているため、食べ応え満点。カニらしい甘みが強いわけではありませんが、可食部の多さ、そして咀嚼時のプリプリ感は、食べたら病みつきになること間違いなしです。

実は、筆者が初めて上司から頂いたお歳暮も、他ならぬタラバガニでした。こんな良いものを貰っても良いものだろうか、と少し圧倒されてしまいましたが、そこで芽生えた遠慮の気持ちが続いたのも、タラバガニを口に入れるまで。一口タラバガニの肉厚な身を噛んでからは、上司のことは忘れて夢中で食べてしまいました(もちろん、食後は上司の人の好さが身に沁みましたが……笑)。

お歳暮というと、経済的な理由からどうしてもコスパが気になってしまうものですが、中には「この人には最高の一品を」と思えるような人がいる事でしょう。そんな特別な方に、最大級の感謝の意を示せるカニは、カニの王様であるタラバガニを差し置いて他にはないでしょう!

手軽にカニの全てを味わえる!毛ガニむいときました

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最後に紹介する「毛ガニむいときました」は、一位二位とは少し毛色が違います(毛ガニだけに)。というのもこの商品、箱を開けた後は“お箸だけ”で食べられるという優れもの。調理も皮むきもされているため、超お手軽に毛ガニを堪能することができるというわけです。

毛ガニの最大の特長は、どのカニよりも「カニミソ」(肝臓・膵臓)が美味しいこと。他のカニだと、苦すぎてカニミソまで食べられないということもザラですが、毛ガニのカニミソは濃厚な甘さがあり、まるで栗のようだと形容されることもあります。
「毛ガニむいときました」なら、脚や姿(胴体部分)の肉はもちろん、毛ガニの醍醐味であるカニミソまで余すところなく味わえるというわけです!

まったく手間をかけなくてもカニを隅々まで味わえるという、なんとも便利なこの商品。受け取った側の負担にもなりませんので、お歳暮にもぴったりです!
普段あまり料理をしない方や、忙しくてカニを調理する時間が無い方には、手間いらずの「毛ガニむいときました」を贈ってみてはどうでしょうか。

2. どうしてお歳暮でカニを贈るのか

いきなりカニのおススメをしてしまいましたが、「お歳暮と言えば、ハムやビール、洋菓子あたりが無難じゃない?」と考えている人も多いのではないでしょうか。

実はこれ、無難過ぎて逆に危ない選択肢だったりします。なぜかというと、肉・ハム、ビール、洋菓子、のり、調味料などは、お歳暮で大人気の商品。つまり、他の人も贈っている可能性が多いということです。
筆者の祖父は顔が広いため、「お歳暮で1ヶ月は食える」と豪語しているような人ですが、毎年毎年ハム、ビール、のりばかり贈られてくるので、年末は少しうんざりしたような様子でお歳暮を受け取っています。これって、お歳暮あるあるですよね?

お歳暮は一年の感謝の気持ちを表すための、大切な贈り物。それなのに、他の人と内容が被ってしまうだけで、あなたの感謝の気持ちが埋もれてしまうなんて、もったいないですよね。そこで私は、少し珍しいチョイスかもしれませんが、カニを贈ることをお勧めしたいのです。

カニなんて日持ちしないじゃん! と侮るなかれ。冷凍のカニであれば少なくとも1ヶ月は美味しく食べられますし、中には賞味期限が1年くらいあるものだってあるのです。何と言っても、カニのお歳暮の豪華っぷりたるや、受け取った人は「こんな良いものを贈ってくれたのか!」と感心すること間違いなしです(筆者の場合は、普段からカニ好きだと触れ回っているため、「あいつらしいなぁ」と笑われていたようですが……)。

せっかくのお歳暮、どうせ贈るなら、適当に決めたものではなくて、“本当に良いもの”を贈ってみませんか?

3. 相手別!カニの選び方

さて、カニを贈ると言っても、カニの種類や通販サイトは様々です。ですがご安心ください。カニ通販にハマって、妻に止められるまで食べ比べを続けていたカニバカがここにいるではありませんか。
それではさっそく、筆者おススメのカニを、贈る相手別に見ていきましょう!

3-1. 上司に贈るカニ

筆者も、若手に分類されていた頃は、上司にお世話になるのが当たり前と思っていた節があります。しかし歳を重ねるにつれて、何か恩返ししないとな、と思い始めるようになりました(本当は仕事で恩返しできればいいんですけど)。
今回この記事を書いたきっかけも、上司に贈るお歳暮のことを考えたからに他なりません。

さて、上司にお歳暮を贈るときですが、値段には十分に気を付けなくてはいけません。同僚などと相談しながら値段を決めるのが安全でしょう。もし同僚と相談できないようでしたら、5,000~10,000円の範囲で選ぶようにしましょう。

この価格帯でおススメなのは、ズワイガニです。ズワイガニはお手頃な値段で販売されていることが多く、それでいてカニらしい甘みを持っていて食べやすいのです。ズワイガニのなかでも、山口から富山までの海域で水揚げされたものは、11月~1月が旬で最も美味しく、お歳暮にもぴったりです。

この地域のズワイガニには、越前ガニ、松葉ガニ、加納ガニといったブランド名がつけられているので、これらのブランド名を目印に、予算に近いカニを選ぶと良いでしょう。

3-2. 部下に贈るカニ

元来、お歳暮は目下の人が目上の人にお贈りするものでしたが、最近ではそのしきたりも忘れられつつあり、上司が部下に贈ることもありますよね。一年の感謝を示すお歳暮は、チームの士気を高めることに繋がります。
ですが、先ほどご紹介したズワイガニは「高級食材」のひとつとして有名ですから、部下に贈ってしまうと、変に気を遣わせることになるかもしれませんよね。

そこでおススメしたいのが、ズワイガニよりも価格帯が低めな毛ガニです。毛ガニは安いものだと1杯(1匹)あたり3,000円ほどですので、部下に贈っても変に気を遣われることは無いでしょう。
安価とは言え、毛ガニの美味しさはズワイガニに引けを取りません。毛ガニであれば、脚や姿の身はもちろん、カニミソまで美味しく味わえます。毛ガニのカニミソは、カニのなかでも特に濃厚で美味しいので、もらって嬉しいだけでなく、食べても幸せなお歳暮になること間違いなしです。

毛ガニは年中どこかで水揚げされている、つまり一年を通してずっと旬ですので、お歳暮の時期にも新鮮なものを贈ることができます。「上司からお歳暮を贈ってもらえた」と喜んでもらうためにも、毛ガニを贈ってみてはどうでしょうか。

3-3. 特別な方に贈るカニ

取引先の社長や自分の恩師、そして両親など、特別な方にお歳暮を贈りたいという方も多いでしょう。値段は気にせず、最大限の感謝の意を表したいときは、やはり選りすぐりの逸品をお贈りしたいですよね。

カニにも、カニの中のカニ、カニの王様と呼ばれるカニが存在します。その名も、タラバガニ。1kgあたり10,000円するものが普通なくらい、ザ・高級食材のタラバガニですが、その味はまさに絶品。他のカニに比べて圧倒的に可食部が多く、咀嚼時のプリプリ感はまさに「カニの王様」です。

ボリュームが多いため、余ってしまわないだろうか、と心配されるかもしれませんね。ですが、タラバガニは茹でて食べるだけでなく、蒸したり、カニ鍋にしたりと、様々な調理方で楽しめる多才なカニなのです。何に使っても美味しいというのは、贈られた側からしてもありがたいですよね。

多少高価なお歳暮にはなりますが、最大級の感謝の意を伝えたい相手にはこれしかない、というくらい最高級のタラバガニ。あなたにとって特別な方に贈ってみてはどうでしょうか。

3-4. 忙しい人に贈るカニ

さて、散々カニをおススメしてきましたが、カニの最大のデメリットは、調理に少し手間がかかる事。基本的には湯がくだけでOKなため、大した問題ではありませんが、中には「カニなんて調理する暇が無いくらい忙しい」人もいるでしょう。

そんな方にお歳暮を贈るときは、「開けてすぐ食べられる」ものを贈れば、相手に負担をかけずに済みます。実は、カニにもそういう商品があるのです。
その名も、「毛ガニむいときました」。こちらの品は、毛ガニの脚と姿、そしてカニミソがすぐに食べられる状態で届くという優れものです。

カニの中でも特にカニミソが美味しい毛ガニを手軽に、そして余すところなく堪能できるというのは、とても嬉しいですよね。開けてすぐに食べられるので、忙しい方にもぴったりです!

3-5. 大家族へ贈るカニ

あなたがお歳暮を贈ろうと思っている方の中には、大所帯を構えている方がいるかもしれません。相手が大家族の場合は、家族の人数に合ったお歳暮を贈るのがベターです。

大家族にお歳暮を贈るときにうってつけなのは、日本四大カニがセットになったパックです。タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニ、花咲ガニの四種類がセットになった、かにまみれのなんとも豪華なセット。少し値は張りますが、大家族でも大満足間違いなしです。

ただし、四種類すべてをベストな状態で調理するのは、かなり手間がかかってしまいます。そこで、すでに味付けがされていて、解凍するだけで食べられるものを選ぶようにしましょう。

3-6. 自分へのご褒美にはこのカニ

お歳暮を選んでいて一番つらいのは、美味しそうなものを散々見比べないといけないこと。美味しそうなものを見ていると、自分だって美味しいものが食べたくなりますよね?
筆者はなりました!

ですが、色んな人にお歳暮を贈るというのは、それなりの出費になります。自分へのご褒美として豪華なものを買うなんて、財布(と妻)が許してくれないですよね……。

そこで筆者が行きついたのが、「かにちゃいまっせ」です! カニちゃうんかい、というツッコミが聞こえてきそうですが、そうです。カニじゃなくてカニかまです。

関東では「香り箱」として販売されているこのカニかまは、本物のカニと遜色のない出来の良さ。カニ特有の繊維質が見事に再現されており、カニに限りなく近い存在なのです。

「そんな悲しいものを薦めるな」と怒られてしまいそうですが、このカニかま、冗談抜きで美味しいのです。私も最初は単に「(カニに比べて)安いから」という理由で購入していましたが、あまりの美味しさに、いつしか好んで食べるようになりました。
自分へのご褒美として手が出しやすい価格設定も、嬉しいですよね。

疲れた後は、誰しも休息が必要です。お歳暮を選び終わったあなたも、カニかまで一息ついてみてはどうでしょうか。

4. まとめ

さて、今回は様々なカニを紹介しましたが、情報が多すぎて混乱してしまった方もいるかもしれません。そんな方のために、お歳暮として贈りたいカニを簡単にまとめておきましたので、最後にサクッとおさらいしておきましょう!

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